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世界中の飛行機を監視して、君も航空管制官になれるWEBサイト「Flightradar24」

以前の記事で、【世界中の防犯カメラ映像をリアルタイムで見ることができてしまうサイト】のご紹介をいたしましたが、リアルタイムで見ることができるもの、まだまだありました。

機長
こちら〇〇便、本機体にトラブル発生。管制塔、聞こえますか?

管制塔
こちら管制塔。どうしましたか?

機長
機体がコントロールできません!緊急着陸を要請します!

機長
くっ・・・このままでは1分後に△△便と衝突してしまう

機長
メーデー!メーデー!

管制塔
△△便は直ちに緊急回避をっ!

なんてやり取り、映画やドラマで1度は観たことがあるのではないでしょうか。
「管制塔からモニターで飛行機の位置を監視する!」そんな気分をあなたの部屋で味わうことができてしまうかもしれません。
そんな体験をさせてくれるのが【Flightradar24】(https://www.flightradar24.com/)というサイト。
世界中の航空機の位置をリアルタイムで表示してくれます。

君も管制官になれるWEBサイトFlightradar24

日本の上空もこのように。
やはり羽田空港と成田空港のある辺り、東京周辺には飛行機が密集しています。
飛行機をクリックすると、その飛行機の詳細と飛行してきたルートを見ることができます。
下記の画像では、福岡を出発したJAL便が札幌に向かって飛んでいます。スケジュール上の出発到着時間と、実際に出発した時間、到着予定時刻も見ることができます。

さらに、3Dマップにして見ることもできます。
現在は、新潟県は佐渡島の上空を飛行しています。

【Flightradar24】で飛行情報を見るには、専用のWebサイトかスマートフォン向けのモバイルアプリ(有料版・無料版)を使います。
機能面ではWebサイトのほうが優れ、便名、航空機の登録番号、航空会社名、航空機のモデルなど多彩な条件で検索できます。便名で検索することで、航空機の位置をリアルタイムで確認することが可能です。
追跡の機能は、航空機が地図上を動く「コックピットビュー」を搭載します。

ADS-Bを搭載する飛行機
<福岡から札幌へ向かう飛行機>
管制官になって安全を届ける
<佐渡島上空を飛行する3Dマップ>

どうやって飛行機の現在地を知ることができるの?

最近の飛行機には、その飛行機のGPSによる位置情報や高度、識別情報を随時発信するシステムが搭載されています。
このシステムをADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast)といいます。従来は高い周波数の電磁波を発射し、反射してくる電磁波の時間と方向から、位置・高さ・大きさを測定するレーダーを利用して航空機の位置を把握していました。そこにADS-Bも利用することにより、各航空機の情報が把握しやすくなり、航空管制の質、パイロットの意識を高められることが期待されます。

ADS-Bは、航空機から1090MHzの周波数で発信されています。それを受信することにより、航空機の情報を取得することができます。
これらフライト情報は、すべて暗号化されていないチャンネルから送信されているため、誰でもアクセスできることから、上記サイトはこの機能を利用して情報を発信しているようです。1090MHz周波数帯のアンテナを手に入れ、簡単な無線受信機を組み立てられればデータを受信できるそうです。
しかし現在、国内においてADS-Bの搭載は義務化されていません。ですので、当然ADS-Bを搭載していない航空機の情報は見ることができません。

飛行機が好きな方、管制官気分を味わってみたい方、知り合いが乗った飛行機を見守りたい方、いろんな利用方法がありそうです。悪天候時には空港上空で着陸許可待ちの飛行機がぐるぐる飛んでいるといった変わった様子も見ることができたり、3Dモードで飛んでいる様子を眺めているだけでも楽しめます。
ぜひ1度、空の安全を見届けませんか?

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