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3.192026
+プラス番号は拒否!警視庁の神アプリ「デジポリス」で国際電話詐欺を完封

この記事の目次
スマホに届く「+」から始まる着信の正体
あなたのスマートフォンに、心当たりのない「+1(アメリカ)」や「+44(イギリス)」といった番号から着信が来たことはありませんか?実は今、こうした国際電話を悪用した詐欺が爆発的に増えています。「自分は大丈夫」と思っていても、巧妙な手口は一瞬の隙を突いてきます。
この深刻な状況を受け、警視庁の公式防犯アプリ「デジポリス」が2025年12月1日に劇的なアップデートを遂げました。このアプリの真骨頂は、警視庁(東京都の警察)が開発したものでありながら、全国どこに住んでいる方でも無料でその恩恵を受けられる点にあります。まさに、私たちのデジタルライフを守る「最強の盾」が誕生したのです。

警視庁の公式防犯アプリ「デジポリス」に搭載されている詐欺電話ブロック機能は、主に警察が把握している犯罪用電話番号や国際電話からの着信・発信を防ぐものです。
主な特徴は以下の通りです。
- 警察のデータベースによる着信の自動ブロック
警察が捜査などで把握した、実際に特殊詐欺などの犯行に利用された電話番号のリストに基づいて、該当する番号からの着信を自動的にブロックします。このリストは警視庁によって常に最新の状態に更新されています。 - 国際電話の一括拒否(主にAndroid)
現在、詐欺電話の約8割を占めるとされる「+」から始まる国際電話からの着信を一括でブロックすることができます。これにより、意図しない海外からの不審な電話を未然に防げます。 - 折り返し電話の防止(発信ブロック)
着信履歴を見てうっかりかけ直してしまうことを防ぐため、特定の番号への発信を阻止する機能もあります。これは、高額な通話料をだまし取る「国際レベニューシェア詐欺」などの被害防止に非常に有効です。 - OSによる機能の違い
お使いのスマートフォンの機種によって、利用できる機能に差があります。
Android版: 着信ブロック、発信ブロック、着信履歴の自動削除、連絡先の除外設定の4つの機能がフルに活用でき、非常に強力です。
iPhone版: Appleのシステム制限により、主に警察が把握している犯行用電話番号のブロックに限定されます。国際電話の対策としては、iPhone標準機能の「不明な発信者を消音」との併用が推奨されています。
- 完全無料・広告なし: 税金で開発・運営されているため、月額料金や追加課金、煩わしい広告などは一切ありません。
- 全国で利用可能: 警視庁(東京都)のアプリですが、詐欺電話ブロック機能は都外に住んでいる方でも無料で使用可能です。
- 除外設定(ホワイトリスト): 自分の連絡先に登録されている番号であれば、国際電話であってもブロック対象から外すよう個別に設定できます。
- 着信履歴の削除: ブロックした着信の履歴を自動で削除し、ご操作のリスクを減らす設定も可能です(Android版)。
詐欺電話の「8割」は国際電話という現実
なぜ今、これほどまでに国際電話対策が叫ばれているのでしょうか。それは、詐欺師たちの主戦場が完全に「海外の通信網」へと移り変わったからです。日本の警察の目が届きにくい場所から攻撃を仕掛けることで、彼らは足がつくリスクを回避しています。
警視庁の最新データによれば、驚くべき実態が浮き彫りになっています。
現在、特殊詐欺電話の約8割が国際電話の悪用と警視庁が発表しているんです。つまり、国際電話からの着信をシステムで遮断するだけで、特殊詐欺に遭うリスクの大部分を無効化できる時代になったのです。
折り返し「1分」で数千円が消えるカラクリ
最近急増しているのが、単に騙すだけでなく「電話をかけさせること」を目的とした「国際レベニューシェア詐欺」です。その手口は非常に狡猾で、技術的な「罠」が仕掛けられています。国際レベニューシェア詐欺(International Revenue Share Fraud: IRSF)は、通信事業者や個人を標的とした、国際電話料金を搾取する組織的な犯罪です。
着信に応じると「NTTファイナンスです。未納料金があるため法的措置に移行します。1番を押してください」といった日本語の自動音声が流れます。しかし、これこそが最大の罠。実際に流れている音声は「国際プレミアム有料ダイヤル」への接続を警告する現地の外国語音声なのですが、詐欺師たちはその上に日本語の翻訳音声を重ねて「偽装」しているのです。
指示通りに「1番」を押した瞬間、1分間で数千円という法外な通話料が発生し始めます。この収益は、海外の通信事業者から犯罪グループへ「キックバック」として流れる仕組みです。請求は翌月にキャリア決済として届くため、気付いたときには既に手遅れ。通話記録という「合意の上の利用」という形をとらされるため、返金は極めて困難です。
画面を信じるな!「スプーフィング」による警察署のなりすまし

スマホの画面に「〇〇警察署」と表示されても、決して信じてはいけません。詐欺師は「スプーフィング」というなりすまし技術を悪用し、発信元番号を自在に書き換えることができます。実在する警察本部の番号を偽装し、「あなたの口座が犯罪に使われている。資産を守るために指定口座へ移してほしい」と迫るのです。どんなに画面の表示が正しくても、どんなに切迫した口調であっても、警察が電話でお金を要求することは断じてありません。この一点を知っているだけで、被害は防げます。
ここで絶対に忘れてはならない「鉄則」が、「警察が電話でお金を要求することは100%ありません」
完全無料・広告なし・警察直結の信頼性
世の中には多くの迷惑電話対策アプリが存在しますが、その多くは月額課金が必要だったり、不審な広告が表示されたり、あるいは個人情報の転売リスクが懸念されるものもあります。
その点「デジポリス」は、私たちの税金で開発・運用されている公的なツールです。完全無料で広告も一切ありません。警察が捜査現場で収集した「生きた」データベースがリアルタイムで反映されるため、民間アプリでは不可能なスピードと精度で最新の詐欺に対応できるのです。「デジポリス」は電話のブロック機能だけではありません。満員電車で声を上げられない時に役立つ「痴漢撃退機能(スマホ画面にメッセージを表示し、大音量で警告)」や「防犯ブザー」、さらには家族間で居場所を確認できる「位置情報共有」など、日常生活をトータルでサポートする防犯セットです。
ぜひ、ご両親やお子様のスマホにも設定してあげてください。家族や友達を詐欺の恐怖から守ることができます。



























