離婚の原因は?

日本では、約1分間に1組が結婚して、約2分間に1組が離婚している現状があります。
結婚したカップルの3組に1組が離婚する統計データです。
夫婦が離婚する原因には、どんなものがあるのでしょうか。夫婦が別れを選ぶ本当の理由と浮気・不倫との関係を解説します。
日本ではどれくらいの夫婦が離婚しているのでしょうか。
離婚は突然訪れるものではなく、小さな不満やすれ違いが積み重なった結果として決断されることがほとんどです。
この記事では、離婚の代表的な原因について詳しく解説するとともに、探偵社へ寄せられる相談内容との関係についてもご紹介します。
第1位 性格の不一致 ~ 生まれも育ちも違うから合わなくて当然?

男性の6割、女性の4割が「性格の不一致」を理由に離婚しています。
性格が合わないと感じると、お互いの間に距離感が生まれます。些細な事でも何度もそう思うことにより、離婚するしかない・・と思う夫婦が多いようです。でも自分とは違う部分を好きになったのも事実?
しかし、「性格が合わない」という言葉だけでは、本当の原因は見えてきません。
実際には、
- 金銭感覚
- 子育ての考え方
- 家事の分担
- 趣味への理解
- 仕事への価値観
- 休日の過ごし方
など、日常生活の積み重ねが「価値観の違い」として現れます。
交際中には気にならなかったことでも、毎日生活を共にするようになると、小さな違和感が少しずつストレスへ変わります。
「片付けをしない」「約束を守らない」「相手の話を聞かない」
といった些細なことでも、それが何年も続けば信頼関係は徐々に崩れてしまいます。
生まれ育った環境が違う2人が結婚生活を送る以上、価値観が異なるのは自然なことです。重要なのは違いを受け入れて歩み寄る努力ができるかどうかにあります。
第2位 異性関係 ~ 恋愛は本能だから止まらない?

夫が浮気をしても1度や2度なら我慢するという妻も多いですが、妻の浮気を許せない夫は多いです。
浮気がバレても、逆ギレをする、謝らないなどの姿勢により離婚を決意するそうです。
夫婦関係が壊れる大きなきっかけになるのが異性関係です。探偵社への相談でも、最も多いのが配偶者の浮気調査です。
最初は、
「最近帰宅時間が遅い」
「スマートフォンを手放さなくなった」
「休日出勤が増えた」
という小さな違和感から相談が始まります。
そして調査によって、
「長期間の不倫」
「職場恋愛」
「マッチングアプリで知り合った相手」
「元恋人との再会」
などが判明するケースもあります。
浮気そのものも問題ですが、多くの方が離婚を決意する理由は、その後の対応にあります。
不倫が事実であった場合には、慰謝料請求や離婚調停に向けて証拠が重要になることがあります。探偵による調査報告書は法的手続きで活用されることもあります。
第3位 暴力 ~ 精神的暴力(モラルハラスメント)も増加

モラハラはDVの一種で、身体的な暴力は伴わず言葉や態度など精神的な暴力で相手を攻撃します。
素直に謝ることがなかなかできないことや、自分を守るが為に他人を攻撃してしまう傾向があります。
- 人格を否定する発言
- 無視を続ける
- 行動を監視する
- 経済的に支配する
- 家族や友人との交流を制限する
なども精神的DVに該当する場合があります。
暴力が日常化すると、被害者は「自分が悪い」と思い込んでしまい、誰にも相談できなくなることがあります。そのため、1人で抱え込まず、家族や専門機関、必要に応じて探偵や弁護士などへ相談することが重要です。
第4位 家族(親族)問題 ~ 嫁姑問題?二世帯住宅?介護は?

親族との付き合いを強いられたなど、家族(親族)間のトラブルから精神的に追い詰められて、離婚するというケースも多くあります。
- 嫁姑問題
- 二世帯住宅
- 介護
- 親族との付き合い
などが原因となり、夫婦関係が悪化することがあります。
配偶者が味方になってくれないことで孤立感を抱き、精神的な負担が大きくなって離婚へ発展するケースもあります。
第5位 浪費 ~ お金の切れ目が縁の切れ目?

お金を使うことがをやめられない人は、借金をしてもお金を使用します。
お金遣いの荒さから、それを注意すると暴力などの問題に発展することもあります。
- ギャンブル
- ブランド品への浪費
- 投資による多額の損失
- リボ払いの繰り返し
- 消費者金融からの借入
などが夫婦生活を圧迫します。
特に、お金の使い方を隠していたり、借金を秘密にしていた場合には、信頼関係が一気に崩れてしまいます。
「性格の不一致」の裏には別の原因が隠れているかも
離婚届では「性格の不一致」と表現されることが多くありますが、その背景にはさまざまな事情があります。
金銭感覚、性生活、趣味、育児、将来設計などの違いが含まれること、またそれ自体は正式な離婚原因として認められるものではないと説明されています。
さらに現実には、不倫を隠すためにDVを公にしたくない、子どもへの配慮、周囲への体裁などから、「性格の不一致」として手続きを進める夫婦も少なくありません。
浮気が疑われる場合は、感情だけで行動しないことが大切です。
配偶者の浮気を疑うと問い詰めたくなる方も多いでしょう。
しかし証拠がないまま追及すると相手に警戒され、その後の事実確認が難しくなる場合があります。離婚を視野に入れている場合や慰謝料請求を検討している場合は、まず状況を整理し、必要に応じて専門家へ相談することが大切です。

性格の不一致が生じてくることは自然なことですが、それを理解した上でパートナーの新しい魅力に気づいて共に人生を歩んでいこうと決断して結婚。
しかし・・・。
夫婦は、生まれ育った環境や時代、生い立ちが違うものの、各々違う男女が結婚生活をしていくものです。性格や価値観が違うのは仕方のないことです。
離婚原因のトップは、男女ともに「性格の不一致」や「価値観の違い」によるものです。

いざ生活を送るとなると、どうしても我慢できない問題が生じてきます。「性格の不一致」といっても中身は様々あり、例えば、金銭感覚の不一致、性生活の不一致、趣味や育児に対する考え、生活や将来設計に対する考えの違いなどがあります。
まとめ
離婚原因で最も多いと言われているこの「性格の不一致」ですが、離婚の正式な原因としては認められていません。各々の状況が違い判断基準も難しく、夫婦がお互いの努力によって円満な婚姻関係の改善に余地があると判断される可能性が高いためです。
結婚は人生の大きな節目ですが、すべての夫婦が生涯を共に歩めるわけではありません。夫婦それぞれに事情はありますが、その背景には性格や価値観の違いだけではなく、お金や家族との関係、不倫・浮気、DVなど複数の問題が複雑に絡み合っているケースが少なくありません。
離婚には一つだけの原因があるとは限りません。
性格の不一致、浮気・不倫、DV、親族との問題、金銭トラブルなど、複数の問題が重なり合い、最終的に離婚という決断に至るケースが多く見られます。
「最近パートナーの様子が変わった」「浮気かもしれない」と不安を抱えている場合は、一人で悩み続けるよりも、早めに専門家へ相談することが問題解決への第一歩になることがあります。


