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自殺募集を呼びかけるSNSの闇

2017年10月31日、神奈川県座間市のアパートの一室で、行方不明となっていた東京都八王子市の女性と見られる遺体が見つかり、同じ部屋から切断された計9人の遺体が発見されたと報道されました。
同部屋の住人である男が死体遺棄容疑で逮捕され、男は殺人についても供述しているという事件です。
同容疑者は「自殺サイト」やSNSを通じて自殺志願者の人と通じて、殺害した女性などと知り合っていた可能性が高いようです。
特にこの事件で注目されたのが、容疑者の猟奇性もさることながら、SNSを通じて自殺を呼びかける投稿についてです。自殺サイトの問題性がかつて議論されていましたが、最近ではSNSを通じて自殺を呼びかける投稿が散見されます。

SNSで呼びかける “ 自殺募集 ”

SNSの中でも気軽に投稿を拡散できるのが「ツイッター」です。
ツイッターには「ハッシュタグ」というタグがあり、投稿する文に「#〇〇」と入れると、この記号つきの発言が検索画面などで一覧できるようになります。そしてこのハッシュタグを利用して【#自殺募集】【#自殺したい】などと入力して自殺を呼びかけるのです。

この事件が発覚する前は、それらのハッシュタグと共に自殺を呼びかける投稿が平然と行われていました。事件をきっかけとして、自殺防止への呼びかけや事件へ言及する投稿が増えましたが、依然として「自殺募集」の投稿が行われています。募集をかける彼らが目指すのは、同じ思いをした人たちと共に自殺する「集団自殺」です。

集団自殺とは

集団自殺とは、複数人が集まって共同意思において自殺もしくは同意の上での殺人が行われることを指します。
インターネットの普及により、自殺サイトを利用して見知らぬ人同士が出会い、車を使用して練炭自殺を図るといった事件が相次ぎ、2004年前後には社会問題となりました。集団自殺の有名な例は、2004年10月に埼玉県皆野町で男女7人が車内で練炭自殺をした事件です。彼らの住所は青森県や佐賀県など遠方の者もおり「インターネットの危険性」が印象付けられた事件でした。

自殺の原因は?

年間における自殺者数は減少傾向にあるようですが、依然として毎年2万人以上が自殺をしている統計となります。
若年層の自殺も多く、いじめや学校生活に悩んだ学生が飛び降り自殺をするといった痛ましい事件も発生しています。自殺の原因や動機は、家庭問題、経済問題、健康問題、勤務問題、学校問題などさまざまあり、それらの問題が複合的に重なって自殺に至るケースが多いようです。

家庭問題 家族の不和・子供の将来への悩み
経済問題 生活苦・借金への悩み
健康問題 うつ病・病気への悩み
勤務問題 人間関係・仕事疲れへの悩み
学校問題 いじめ・友人関係への悩み

弱みにつけこんでくる犯罪者

集団自殺は必ずしも成功するものではありません。
というのも、ネットを利用して近づく者の中には、相手の弱みにつけこんでくる“ハイエナ”のような悪い輩もいるからです。同情したり、自殺募集に共感する人もいますが、この世の中はそんな人ばかりではありません。
例えば、ツイッターで知り合った人と実際に会った結果、ポルノ撮影を迫られたり、監禁されて暴行され強姦されたりといった危険性もあります。今回の事件も同様で、自殺志願者に共感したのではなく、容疑者は単なる快楽殺人者である可能性が高いと言われています。
まだ真相はわかりませんが、世の中ひどい人もたくさんいるということは肝に銘じておくべきでしょう。

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