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不倫SNS「アシュレイ・マディソン」のCEOが退任、その背景とは

不倫SNS「アシュレイ・マディソン」の続報をお送りします。
未だ犯人の正体・逮捕には至っておりませんが、運営元の会社に重大なことが起こりました。

不倫専用の出会い系SNS「アシュレイ・マディソン不倫専用の出会い系SNS「アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)」を運営する「アビッドライフメディア」(Avid Life Media)は、2015年8月28日付けで同社のCEO(最高経営責任者)「ノエル・ビーデルマン」氏が退任したと発表しました。
これは双方の合意によるもので「(同氏の辞任は)会社にとって最も有益な決断であり、それにより、顧客と従業員へのサポートを維持していくことができる」と述べ、今回のCEO退任による顧客への影響はない。今後も「当社のビジネスに対する攻撃と、犯罪者による顧客の個人情報流出に対応している」として、顧客がいつでもサイトへアクセスできることを断言してハッカーグループに対処していくとコメントしています。

CEOはなぜ退任したの?

企業が情報漏洩や偽装問題など何かしらの問題を起こした場合、代表取締役が責任を取ることが通例となっています。経営がうまくいかなかったときに聞かれるのは、「一切の責任を取って職を辞せ」という声と「現職に留まって状況を好転させて責任を果たす方がいい」という内外の声が2極化します。
最近では、ソニーもハッカー集団によりハッキング攻撃を受けました。SSL通信のセキュリティやハッキングにおける対策を講じていても、技術を有しているものであれば情報を盗み出してしまうことが簡単になってしまいます。

しかし今回の退陣は、別の要因が絡んでいる可能性があります。

今回の事態を招いた結果に対する責任もあることでしょう。
しかしノエル・ビーデルマン氏は、競合他社のウェブサイトをハッキングして顧客情報を盗み出すよう指示していたことが発覚しました。ハッキングして公開されてしまった情報の一部に、ノエル・ビルダーマン氏の内部メールがありました。
運営会社の従業員が、競合サイトに深刻な脆弱性(セキュリティ上の欠陥)があることを報告したのち、ビルダーマン氏が従業員に対してその競合サイトのユーザー情報を盗み出すよう奨励していた内容です。本人はこれを否定していますが、内部監査でも事実確認をした上で真実を把握していることでしょう。
今回の退陣劇はこうした背景もあったのかもしれません。

なお、ノエル・ビーデルマン氏は、以前は弁護士をしていたそうです。不倫問題で慰謝料・離婚となれば弁護士の介入する業務。不倫をする場を提供し、さらには問題が起きた場合には自分の畑で手助けをするとは考え過ぎかもしれませんが、アシュレイ・マディソンの始まりは「既婚者が独身のフリをして秘密の出会いを求めていたことから、既婚者向けのソーシャル・ネットワークがあれば使いたい人もいるのでは?」と考えたことがきっかけとなっています。

参考記事:アシュレイ・マディソン、競合他社をハッキングしていたことが判明 ー ギズモードジャパン


アシュレイ・マディソンの看板は皮肉屋?

2012年には、アメリカ・ロサンゼルス空港の近くにこのような看板が設置されました。

あなたが彼のように見える場合でも、不倫を保証します!

【Affairs Now Guaranteed! Even if you look like him】

(あなたが彼のように見える場合でも、不倫を保証します!)

参考:アシュレイ・マディソン 公式ツイッター(?)


同じく2012年、ベルギーの首都ブリュッセル市内にはこのような看板がありました。

彼らもアシュリー・マディソンのウェブサイトにアクセスすれば良かったのに

イギリス・チャールズ皇太子、ベルギー・国王アルベール2世、アメリカ・元大統領ビル・クリントンの顔写真が並んだ「アシュリーマディソン」の広告で、キャッチコピーは以下になります。

「彼らもアシュリー・マディソンのウェブサイトにアクセスすれば良かったのに」

(過去に不倫問題でニュースになりました)

参考:AFP BB NEWS


かなり攻撃的とも思える看板ですが、もちろん普通に広告を謳う看板もあり、今なお全世界で利用者がいます。
今回の事件では脅迫事件も起きています。
「流出したお前の個人情報を手に入れた。友人や家族にばらまかれたくなければ金を払え」と。
こうした2次被害を防ぐためにも、情報の管理と把握が望まれるところです。

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