お知らせ
6.172015
取材)東京新聞 2015年6月17日
東京新聞様より、取材を受けました。
【豊かさの陰で蒸発】
高度経済成長期の真っ只中、1954~1973年前後における人間の失踪。
あと2週間で定年を迎える学校職員の男性が、いつものように朝から出社。
行き先は不明、わずか2キロ先の勤務先には通勤せず、行方がわからなくなった。
日本の経済は家族や故郷があれば生きられたが、高度経済成長で「カネ」がなければ生きられない社会に変わり、変化についていけない人達が現実逃避したのではないでしょうか。
高度成長期は、精神不安の症状を訴える人が多く精神安定剤がよく売れたそうです。
その背景には、経済優先の社会基盤が成り立ち、人々のストレスが増加して一気に降り積もったのではないかと考えられています。
「蒸発者は真面目な人が多く、過酷な仕事から逃げる人が多かったのではないか」と、インタビューを受けさせていただきました。
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