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7.142017
フンボルトペンギン、浮気したってよ。一夫一妻制の動物たち
皆さん、フンボルトペンギンってご存知ですか?
フンボルト海流が流れ込む南アメリカの沿岸地域で暮らして、絶滅危惧種に指定されているのですが、日本では繁殖に成功しており個体数が増えすぎて逆に問題になっているそうです。
この愛らしいフンボルトペンギンは、一夫一妻制の動物なのです。人間以外にも一夫一妻制の動物がいるとは驚きです。
そして最近、このフンボルトペンギンのオスが浮気をして、パートナー(妻)であるペンギンとその仲間が彼を袋叩きにする動画が話題を呼んでいます。
人間の世界ではよくある光景?なのかもしれませんが、ペンギンの世界でもこのような修羅場があるのですね。
↓動画あり
ペンギンを見に行ったら、昼ドラのようなすごい修羅場に遭遇してしまった。そしてオチ。#羽村市動物公園 #フンボルトペンギン pic.twitter.com/mPrSzwqXmr
— ごろ寝 (@misomios965) 2017年4月16日
やはり浮気の代償は大きかった。
どこの世界でも、どこの動物でも万国共通ですね。
動物の世界では繁殖のため、できるだけ多くのメスと交尾をするのが普通です。
しかしそんな常識を覆す、一夫一妻制の一途で萌え~な動物たちをご紹介します。
ペンギン
最初に紹介したフンボルトペンギンを含むペンギン科の動物は、一夫一妻制です。
しかし、中には浮気をするペンギンもいるようで、DNA鑑定の結果、違うメスとの子供だったというパターンも存在します。ちなみに「オシドリ夫婦」という言葉でお馴染みのオシドリは、ずーっと一緒にいるわけではなく、繁殖時期にはまた別のメスに求愛をするのだそうです。
ディクディク
バンビのような外見をしており、体長70cmほどの小さな体です。
ディクディクはアフリカで生息しており、哺乳類にしては珍しい一夫一妻制の動物なのです。ペアは一生涯解消されず、生まれた子供とおよそ7ヵ月ほど生活を共にして、その後、子供を縄張りから追い出すそうです。
タヌキ
日本人にも馴染み深い「タヌキ」。
東京など都市部でも見ることができる身近な動物です。実はタヌキも哺乳類にしては珍しい一夫一妻制の動物なのです(哺乳類では全体の約3%ほどしか一夫一妻制の動物がいない)。
その生態はまるで人間の家族のようで、オスは子育てに熱心でエサを運んだり毛づくろいをしたりして、パートナーであるメスや子を守ります。親子は共同生活を送りますが、子供が成熟してくるとやがて親子関係が弱まり、子供は独立生活を送るようになるのだとか。
人間でいえば、大黒柱である夫が家族のためにお金を稼ぎ、子供が大きくなって成人すると親元を離れていくのと似ています。
ツル
ダンサーとしても名を馳せる「ツル」。寿命が長い(50年くらい)ことでも有名なツルは、一夫一妻制の動物で、一度ペアを組むとその絆は一生続くそうです。
そもそも、鳥類は哺乳類と違って一夫一妻制の種が多いようです。鳥類の絆には驚かされます。
片方が死んでしまった場合には、新たにペアを組むようですが、それは致し方ないことですね。
一夫一妻制の動物でも浮気をする!?
冒頭に紹介したフンボルトペンギンのように、結局は一夫一妻制の動物でも浮気する個体も存在するようです。人間と同じですね。
そんな浮気にお困りの動物たちも、ぜひオハラ調査事務所にご一報ください。パートナーの浮気を暴いて証拠を掴みます!
冗談はさておき、不倫・浮気調査はぜひ「オハラ調査事務所」へ!お待ちしています。